藤沢市大庭 U様の声
なぜ弊社にご依頼いただけたのでしょうか? |
藤沢市内に数多くの賃貸物件を持っているU様。その襖張替を先代のときから承っています。 今回は築97年の立派な日本家屋のご自宅の床の間の襖張替をご依頼されました。 現ご主人夫妻のお母様の時代に葛布の襖をご使用。 今回は是非当時のように葛布で張替えたいとのご希望でした。 |
リフォームはいかがでしたでしょうか? |
ご主人の第一声は「気をつけて使っています」とのこと。 やはり、一面20,000円から39,000円(幅広のものは)という高価なものなので。 とても納得してお使い頂いている様子でしたが、「お客様が誰一人葛布の襖だということに気づかないのです。」と残念そうでした。 でも、「先日、太宰治の斜陽館を訪れたら、そこにも葛布の見事な襖があって、とてもよかったです。」とのこと。 さらに、奥様は「襖の滑りが良くなって、本当にたすかっています」とのこと。 以前は襖の滑りが悪く、引っ張っているうちに、襖の枠が外れることもあったそうです。張替を行った社長が、丁寧に枠を削り、調整していました。 葛布は「葛布を貼れば一生もの」といわれるぐらい、丈夫で破れにくいです。最初は高価に感じるかもしれませんが、一生張替えなくていい、と考えれば、逆に経済的かもしれません。 弊社社長の実家でも先代が葛布の襖にしたのですが、30年経った今でも何ともないそうです。 むしろ葛布があめ色に変化してきて、なんともいえない上品さを出している、とのことです。 |
お客様のライフスタイル |
築97年のお宅は築12年目で関東大震災がありました。その際若干前に傾いたそうです。玄関から床の間の廊下の柱を見ると、確かに少し斜めになっていました。お庭もいつ伺ってもとてもきれいに整えられています。 飼い犬の「まる」。とてもおとなしく、いつも吠えません。いつもは床の間に入ってはいけない、と躾けられている為、私達が伺ったときも決して入ってはきませんでした。むしろ、「入りたくない」といわんばかりに奥の方に行ってしまったのです。 写真撮影のとき、奥様に抱きかかえられて登場。降ろされると、尻尾を下げて自信なさげに下を向いていたのが、印象的でした。 |